PayPay決済を導入したい方必見!導入の流れを解説

コンビニやスーパーだけでなく、小さな個人商店でもPayPayを見かける機会が増えています。QRコード決済のなかでも利用者が特に多く、知名度の高い決済サービスです。

店舗や小売業を運営している方は、PayPay決済の導入を検討している方が多いでしょう。PayPay決済は申込から利用までが早く、手続きも簡単です。

今回は、実際に導入された方の体験談も見ながら、PayPay決済導入の流れについて見ていきます。

目次

PayPay決済は2種類に分かれる

2種類のPayPay決済
決済タイプQRコード決済マルチ決済端末
特徴店舗が提示するQRコードを利用者がスマホで読み取るレジ横に設置した専用端末でQRコードを読み取る
初期費用無料(端末不要)端末購入またはレンタル費用が必要
向いている業種カフェ・美容室・移動販売・イベント出店などの小規模店舗飲食店・量販店・クリニック・宿泊施設などの中〜大規模店舗

PayPayを店舗で導入する際は、運用方法に応じて「QRコード決済タイプ」「マルチ決済端末タイプ」の2種類から選べます。

どちらもキャッシュレス化に便利ですが、導入費用や対応できる決済手段、業務効率化の程度が異なります。

店舗の規模や業態に合わせて最適なタイプを選ぶために、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

QRコード決済タイプ

PayPayのQRコード決済タイプは、専用端末を使わずに店舗が提示するQRコードを利用者がスマートフォンで読み取るだけで支払いが完了する、最もシンプルな導入方法です。

初期費用がかからず、申し込みから利用開始までの手続きも簡単です。

店舗側で大掛かりな機器や配線工事が不要なため、カフェや美容室、移動販売など幅広い業種に適しています。

キャッシュレス化を初めて導入する店舗でも安心して始められる点も魅力です。

以下では、このQRコード決済タイプの特徴を詳しく見ていきましょう。

初期費用ゼロで導入しやすい

QRコード決済タイプは、店舗が提示するQRコードを利用者がスマートフォンのPayPayアプリで読み取ることで支払いが完了します。

専用端末を設置する必要がなく、印刷したQRコードやタブレット画面を置くだけで導入できるため、初期費用がかからず非常に手軽です。

小規模店舗や個人経営のカフェ、美容室などでもすぐにキャッシュレス化が可能で、現金管理の手間を減らせます。

導入後はPayPay for Businessで売上確認ができるため、運用もシンプルです。

まずキャッシュレス決済を試したい店舗にとって、選びやすい導入方法といえます。ただし、POSレジとの連携ができないため、売上管理を手動で行う必要がある点は注意が必要です。

導入手続きが簡単

QRコード決済タイプの導入は、PayPay公式サイトから申し込みをし必要情報を入力するだけで完了します。

審査が通ればQRコードが発行され、比較的短期間で店舗で利用開始できます。

特別な機器設定や専門知識は不要で、スマートフォンやタブレットがあれば誰でも扱えます。

売上の入金も自動で行われるため、煩雑な処理は不要です。キャッシュレス導入に不安を感じる方でも簡単に利用できます。

すぐに導入が可能なため、イベント出店や期間限定店舗にも適しています。

一方で、通信環境が不安定な場所ではQRコードの読み取りに時間がかかる場合があり、スムーズな決済が難しくなることもあります。

場所を選ばず運用できる

QRコード決済タイプは、大掛かりな機器設置や配線工事は不要です。

印刷したQRコードを設置するだけで決済が可能なため、移動販売や屋外イベント、キッチンカーなどでもスムーズに利用できます。

端末を持ち運ぶ必要がなく、スペースを取らない点もメリットです。

顧客はスマホでQRコードを読み取るだけなので、レジ待ち時間も短縮され、快適な決済体験を提供できます。

店舗規模や業態を問わず導入できるQR決済タイプは、キャッシュレス決済を手軽に始めたい方にとっておすすめです。

ただし、利用者自身のスマホで操作するため、操作に慣れていない高齢の方にはやや手間になってしまうこともあります。

マルチ決済端末タイプ

マルチ決済端末タイプは、レジ横に設置する専用端末を使ってQRコードを読み取る方式です。

PayPayだけでなくクレジットカードや交通系IC、電子マネーなど複数の決済手段に対応できる本格的な導入タイプです。

決済スピードが速く、POSシステムとの連携により売上管理も自動化されるため、会計業務が効率化されます。飲食店や量販店など、会計回数が多い店舗に特に向いており、顧客満足度の向上にもつながります。

一方で、専用端末の導入費用や設置スペースの確保が必要になる点は注意が必要です。

次にマルチ決済端末タイプの特徴を詳しく見ていきましょう。

複数決済をまとめて処理できる

マルチ決済端末タイプは、レジ横に設置する専用端末を使ってQRコードを読み取る方式です。

PayPayだけでなくクレジットカードや交通系IC、電子マネーなど複数の決済手段に対応できます。顧客が自分の好みの支払い方法を選べます。

店舗側も一台の端末で多様な決済をまとめて処理できるため、レジ周りがすっきりし、業務効率も高まります。

特に、会計回数が多い飲食店や量販店では、スピーディな対応が顧客満足度につながります。

ただし、導入には端末費用がかかるため、初期投資を考慮する必要があります。

レジ業務が効率化できる

マルチ決済端末タイプは、QRコードを端末で読み取るだけで決済が完了するため、スマホ操作を待つ必要がなく、会計スピードの向上も期待できます。

混雑時でもスムーズに処理できるため、レジ待ち時間の短縮やスタッフの負担軽減に効果的です。

さらに、決済結果が即座に画面に反映されるため、確認作業も簡単です。

POSシステムとの連携により、売上データが自動で記録されるため、手動入力の手間も省けます。

一方で、端末の操作に慣れるまでスタッフ教育が必要な場合があり、導入初期は多少の調整期間が必要です。

売上管理が自動化される

マルチ決済端末タイプの大きな利点は、POSシステムとの連携による売上管理の自動化です。

決済データがリアルタイムで記録され、日次・月次の集計やレポート作成がスムーズに行えます。これにより、現金管理や手動入力のミスが防げ、経理業務が効率化されます。

さらに、複数決済の売上を一元管理できるため、分析や経営判断にも役立ちます。

ただし、POS連携をする際には設定やシステム対応が必要で、導入時に必要に応じて専門的なサポートを受けることが望ましいです。

PayPay決済導入の流れ

PayPayを店舗で導入する方法は簡単です。

まず店舗の規模や業態に合わせて「QRコード決済タイプ」または「マルチ決済端末タイプ」を選び、公式サイトから申し込みます。

その後、必要情報や書類を提出して加盟店審査を受け、承認されるとQRコードや端末が発行されます。

最後に初期設定をすれば、すぐにキャッシュレス決済をスタートできます。

  • 決済タイプ・端末タイプを選ぶ
  • 公式サイトから申し込む
  • 必要情報を入力する
  • 必要書類を提出する
  • 加盟店審査を受ける
  • 初期設定をして利用を開始する

初めて導入する事業者でも迷わず進められるよう、各ステップのポイントを解説します。

決済タイプ・端末タイプを選ぶ

PayPay導入の流れ1

最初に、店舗の規模や業態に合わせて「QRコード決済タイプ」または「マルチ決済端末タイプ」を選びます。

QRコード決済タイプは初期費用がかからず、印刷したQRコードを設置するだけで導入できるため、小規模店舗や移動販売に最適です。

一方、マルチ決済端末タイプは複数の決済手段に対応でき、POS連携による業務効率化が可能で、飲食店や量販店など会計回数が多い店舗に向いています。

どちらを選ぶかで導入手順や準備内容が異なるため、店舗の運営スタイルや顧客層を考慮して最適なタイプを選びましょう。

公式サイトから申し込む

PayPay導入の流れ2

決済タイプを決めたら、PayPay公式サイトの「加盟店申し込みフォーム」から手続きを開始します。

フォームには店舗情報や担当者情報を入力する欄があり、オンラインで完結します。申し込み後は確認メールが届き、審査に進みます。

特別な機器設定や専門知識は不要で、スマートフォンやパソコンから簡単に操作できます。

必要情報を入力する

申し込みフォームでは、店舗名・所在地・業種・担当者連絡先などの基本情報を入力します。審査や契約書類の作成に使用されるため、正確に記載しましょう。

入力内容に不備があると審査が遅れる場合があるため、事前に確認しておくと安心です。入力はオンラインで完結し、途中保存も可能です。

入力時に店舗の営業形態や営業時間なども整理しておくと、後の設定がスムーズになります。

必要書類を提出する

次に、本人確認書類や事業証明書類を提出します。

個人事業主の場合は運転免許証や開業届、法人の場合は登記簿謄本や代表者の身分証明書などが必要です。

書類はアップロード形式で提出できるため、郵送の手間はありません。

提出後はPayPay側で内容が確認され、審査に進みます。書類の不備があると再提出が求められるため、事前に有効期限や記載内容を確認しておきましょう。

スムーズな審査のために、画像の鮮明さやファイル形式にも注意が必要です。

加盟店審査を受ける

提出した情報と書類をもとに、PayPayが加盟店審査をします。

審査では、事業内容や取引の安全性、本人確認情報などがチェックされます。

通常は数日〜1週間程度で結果が通知され、承認されるとQRコードや端末が発行されます。審査結果はメールで届くため、登録したアドレスを確認しておきましょう。

審査期間中に店舗の設置場所やレジ周りの準備を進めておくと、利用開始がよりスムーズになります。

初期設定をして利用を開始する

審査が完了すると、QRコード決済タイプの場合は店舗用QRコードが発行され、マルチ決済端末タイプの場合は端末が届きます。

QRコードはレジ横やカウンターに設置し、端末は電源や通信環境を整えて設定します。

PayPay for Businessにログインすれば、売上確認や入金管理も簡単に行えます。

初期設定が完了すれば、すぐにキャッシュレス決済を開始できます。導入後はスタッフへの操作説明や決済テストを行ってから運用を始めましょう。

PayPay決済を実際に導入した店舗の体験談

今回は実際に、整体院(ミーシュカмиШка~安息の日々 元気と 癒しと)でPayPayを導入された方にお話を伺いました。

ミーシュカмиШка~安息の日々 元気と 癒しと

WEBやITに慣れていない方でも、スムーズに始められるようです。個人事業主や小規模店舗であってもキャッシュレス決済の導入は必須といえます。

導入時は、できるだけ手間が少なくて、簡単に始められるサービスを選びたいところです。

  • 年齢:40代後半
  • 性別:女性
  • 職業:整体業
  • 事業形態:個人事業主/店舗責任者
  • 業種:整体サロン
  • 店舗・事業の概要:自宅兼サロン
  • キャッシュレス決済を導入したサービス:PayPay
  • 導入時期:2022年12月ごろ

キャッシュレス決済を導入するまで

PayPayのかんたんスタートガイド

キャッシュレス決済を導入しようと思ったきっかけを教えてください。

開業にあたり今後は現金ではなくキャッシュレスの時代だと意識するようになりました。

同時にSNSで相互フォローをさせていただいたクライアント様がキャッシュレス決済手続きの代行業をされていたので、その方の紹介で決めました。

いくつかのサービスを比較しましたか?比較した場合は、どのような点を見比べましたか?

他にはカード決済も検討していました。まずはQR決済から導入してみて、もし必要であればカード決済も導入しようと思っておりました。

ただ、QR決済か現金のお客さまが圧倒的に多いので、今のところカード決済は検討しておりません。

申込みから導入までの流れ

ペイペイの導入に関する資料

申込みから実際に利用を始めるまでの流れを教えてください。

代行業者様との打ち合わせや情報の共有は全てLINEでやり取りをしました。

こちらからは店舗の住所と連絡先、職種、メールアドレスをお伝えし、あとは代行業者様がPayPayビジネスに申請して下さり、審査が通った後は初期のログインパスワードを教えていただきました。

申込みや審査、初期設定はスムーズに進みましたか。

1カ月もかからなかったと記憶しております。

代行業者様から審査が通過した連絡をいただいた後はこちらでPayPayビジネスにログインして使用を開始しました。

直後にPayPayビジネスの営業担当者様が店舗に直接来られて詳しい使用方法をご教示いただき、またPayPayアプリのマップに店舗を表示して下さるとのことで店舗の写真を数枚撮っていただきました。

導入時に大変だったことや、つまずいた点があれば教えてください。

導入までトントン拍子だったので、あまりの展開の速さに頭が追いつかず、慌てて初期設定や営業担当者様とのスケジュール調整などで気持ちが追い付かなかったです。

それと並行して資料が多く送られてきたので読むだけでも日が暮れるくらいに大変でした。

実際に使い始めるまで、どのくらいの期間がかかりましたか。

最初に申し込んでから1カ月たたずに営業担当者様が来られました。その数日後に送られてきた資料に店舗のQRコードのステッカーが同封されていたので、その時点で使用できました。

トータルで1カ月前後で使用開始できたといったところです。

実際に導入してみて

PayPayの導入後

キャッシュレス決済を導入して、店舗運営や業務に変化はありましたか。

特に大きな変化は見られませんでしたが、実際導入してみてお客さまがお手持ちのスマホでQRコードを読み取り、入力していただいた金額を相互確認するだけなので『あ、こんな簡単に決済ができるんだ』と店側でもある私も気づかされ、新しい発見を実感しました。

お客様の反応に変化はありましたか。

PayPayユーザーのお客さまからは好評でした。期間限定のスクラッチチャンスもあり、中にはそれを楽しみにされているお客さまも見受けられました。

決済後のスクラッチチャンスを一緒に見て喜びを共有する時間もできたので、お客さまとのちょっとした楽しみも増えました。

会計や現金管理の負担は変わりましたか。

キャッシュの場合だとその管理に神経を尖らせないといけないというプレッシャーもあります。また、釣銭もある程度準備しなければなりません。

さらに、現金が貯まったら銀行に振り込みに出向いたりとやることが多くあります。

しかしPayPayにすることでこれらのストレスが一気になくなりました。QR決済された分は指定の口座に自動的に振り込みされるので、時間にも余裕が持てて業務にも集中ができるようになりました。

売上や客単価に変化を感じたことはありますか。

現金で払うと財布の紐が硬くなるといった印象でしたが、キャッシュレスにすることでお金を使っているという実感が薄れる効果があるようです。

いつも50分利用して下さっていたお客さまが、10分延長して下さることで今では60分で受けて下さるのが定番となりました。客単価は上がっていると実感しております。

導入して特によかったと感じる点を教えてください。

お客さまとの現金の受け渡しやおつりの計算等の手間を省くことが出来たのと、売上金の管理の負担が大幅に減りました。

現金を持たない主義のお客さまの来店頻度も増えたような気がします。

反対に、実際に使ってみて不便に感じたことや注意点があれば教えてください。

こればかりは人件費の兼ね合いもあるので致し方ないということは重々承知しておりますが、売上金から数パーセントの手数料が引かれることです。

何かを簡素化すれば手数料をもっと抑えられるのではないか?と思いますので是非検討していただきたいところです。

またキャッシュレスの売り上げが即日入金ではなく毎月決まった日に限られているので、入金されるまでの期間が長く感じられる点です。

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